昼休みの1時間は短い。その限られた時間で最大限の満足感を得るため、博多駅の飲食店は「タイパ」の極限に挑んでいる。席に座る前にスマートフォンで注文と決済を済ませ、着席からわずか3分で提供されるシステムを導入する店舗が急増した。これにより、従来の「行列に並ぶ無駄な時間」が徹底的に排除されている。
この潮流を牽引するのが、一人客に特化したカウンター主体の店舗だ。仕切り板でプライバシーを確保しつつ、一杯のラーメンや、一人前の鉄板焼肉をサクッと食べて退店する。誰にも気兼ねせず、自分のペースで完食するスタイルは、若者や出張中のビジネスパーソンから圧倒的な支持を集めている。