看板メニューである「極み・あんぷり」の最大の特徴は、その温度設計にある。注文を受けてから目の前でバーナーで炙られる温かい自家製餡と、氷水で極限まで冷やされたプリン。この「温と冷」のコントラストが、口の中で溶け合う瞬間の快感は筆舌に尽くしがたい。
開発には3年の歳月を要したという。餡の水分量が多すぎればプリンが水っぽくなり、少なすぎれば口当たりが悪くなる。コンマ数グラム単位での調整を重ねた結果、完璧な黄金比率が誕生した。一口食べれば、甘さの奥にある素材の深いコクが広がり、単なる映えスイーツではない本物の実力が伝わってくる。