「同じ」を意味する点々記号「〃」の正式名称と正しい入力・マナー

「同じ」を意味する点々記号「〃」の正式名称と正しい入力・マナー

「同じ」を意味する点々記号「〃」の正式名称と正しい入力・マナーの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

日本語には「同じ内容を繰り返す」ための踊り字が複数存在し、それぞれ適用される文字種別や配置ルールが厳密に定められています。ノノ字点(〃)の立ち位置を理解するために、日常で頻出する主要な繰り返し記号の機能と仕様を一覧で整理しました。

記号と正式名称詳細・役割一般的な使用基準・例文編集部の見解・入力変換法〃(ノノ字点)上(または前)の行・語と同じであることを示す伝票、受領メモ、下書きリスト
例:リンゴ 10個
  〃  20個公文書や履歴書では不可。「おなじ」「ののてん」で変換。々(同の字点)直前の漢字1文字を繰り返す日常公用文全般
例:人々、木々、日々、佐々木単独の漢字ではなく踊り字。「おなじ」「どう」で単独呼出可。ゝ / ゞ(一の字点)直前のひらがな1文字を繰り返す(濁点付きあり)古典籍、俳句、人名、商号
例:さゝき(佐々木)、すゞき現代の公用文ではほぼ使われない。「くりかえし」で変換可能。ヽ / ヾ(カタカナ踊り字)直前のカタカナ1文字を繰り返す漫画表現、商標、伝統芸能
例:サヽキ、ハヾ現代の実務文書では極めて稀。「くりかえし」等で出力。〱 / 〲(くの字点)2文字以上のかなの連なりを繰り返す(縦書き専用)縦書きの詩歌・古文書・文学作品
例:見る見る → 見る〱横書きデジタル環境では表示難度が高い特殊記号。

このように、「々(同の字点)」が現代日本語において漢字の一部と同等の扱いを受けるのに対し、「〃(ノノ字点)」はあくまで表組や箇条書きの縦方向を省略するための実用補助記号という、根本的な機能差が存在します。

山崎 陸
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山崎 陸

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