背景には、ツムツムというゲームが抱える構造的な問題がある。新しいツムを獲得し、それを実戦で使えるレベル(スキルレベルMAX)まで育てるには、膨大な量のコインが必要だ。お気に入りのキャラクターを育てるために、毎日何時間も単純作業を繰り返す。この「苦行」に耐えかねたプレイヤーたちが、スイッチコントロールという安易な抜け道に群がった。
「ゲームは楽しむものなのに、コイン稼ぎの労働になっている」という矛盾。この歪みが、自動化を肯定するユーザーコミュニティを肥大化させてきた。彼らにとって、スイッチコントロールは不正ではなく、ゲームを楽しむための「効率化」なのだ。