猿の毛づくろいの真相解明!食べている物の正体と驚きの社会行動

猿の毛づくろいの真相解明!食べている物の正体と驚きの社会行動

今注目を集めている 猿の毛づくろいの真相解明!食べている物の正体と驚きの社会行動について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

日本モンキーセンターや各地の動物園、京都大学霊長類研究所などの研究拠点におけるフィールド観察データを検証すると、サルたちの毛づくろいはランダムに行われているわけではない実態が浮き彫りになります。現場の飼育員や研究者の手記には、毛づくろいを巡る生々しい駆け引きが記録されています。

「朝一番の給餌が終わった直後や、午後の日差しが穏やかな時間帯になると、群れの各所で毛づくろいのペアが形成されます。しかし、その組み合わせを詳細にプロットしていくと、誰が誰に毛づくろいをしているのかという矢印の向きには、冷徹なまでの偏向が存在します」と、長年ニホンザルの群れを追尾してきたフィールド研究員は証言します。

ネット上のコミュニティやSNS上でも、「動物園のサル山で、片方ばかりが一生懸命毛づくろいをしていて、もう一頭はふんぞり返って目を閉じている」「交代しないまま立ち去られて怒っているサルを見た」といった来園者のリアルな声が多数報告されています。これは人間の「肩もみの交代」のような対等な親切心だけで成り立っているわけではないことを如実に物語っています。

実際に、毛づくろいを行う側(グルーマー)と受ける側(グルーミー)の時間を記録した調査では、優位個体ほど「受ける時間」が圧倒的に長く、劣位個体は「行う時間」の比率が高くなる傾向が明確に数値化されています。毛づくろいは単なるスキンシップの枠組みを越え、群れのパワーバランスをリアルタイムで可視化する指標として現場で機能しています。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。