Q1:消費期限が1日過ぎた生肉やサンドイッチ、しっかりと電子レンジやフライパンで加熱すれば食べられますか?
A1:食べるべきではありません。加熱によって多くの細菌は死滅しますが、一部の細菌(黄色ブドウ球菌やセレウス菌など)がすでに産生してしまった「毒素」は、一般的な加熱調理の温度では分解されません。また、消費期限は安全係数のマージンが極めて狭いため、1日でも過ぎた傷みやすい食品は加熱を過信せず破棄するのが原則です。
Q2:賞味期限が切れてから2週間経ったプレーンヨーグルトは食べても大丈夫ですか?
A2:未開封で常に冷蔵保存(10℃以下)されていたのであれば、直ちに健康被害が出る可能性は低いです。ただし、発酵が進んで酸味が強くなったり、ホエイ(上澄みの水分)が多く分離して風味が損なわれていたりします。フタを開けて異臭(カビ臭や薬品臭)、変色、ピンクや黒の斑点がないか確認し、少し味を見て違和感があれば無理に食べないでください。
Q3:賞味期限が「年月日」ではなく「年月」で書かれているものがあるのはなぜですか?
A3:製造日から賞味期限までの期間が「3か月を超える」長期保存可能な食品(缶詰、レトルト食品、スナック菓子、清涼飲料水など)については、食品表示基準によって「年月」のみの表示が認められています。これは過度な日付管理による食品廃棄を削減し、流通過程の効率化を図るための行政施策です。「年月」表示の場合は、その月の最終日までが賞味期限とみなされます。
Q4:冷凍庫に入れておけば、消費期限も賞味期限も完全にストップしますか?
A4:品質劣化は劇的に遅くなりますが、完全に止まるわけではありません。マイナス18℃以下では細菌の増殖はストップするものの、油の酸化や冷凍焼け(食材の水分が抜けてパサつく現象)は徐々に進みます。また、家庭用の冷凍庫はドアの開閉による温度変化が避けられません。購入後すぐに冷凍した場合でも、1か月程度を目安に使い切るのが安全かつ美味しく食べる限界です。