【衝撃】謎の言葉「きんご」とは?鹿児島弁と歴史に隠された意外な真相

【衝撃】謎の言葉「きんご」とは?鹿児島弁と歴史に隠された意外な真相

【衝撃】謎の言葉「きんご」とは?鹿児島弁と歴史に隠された意外な真相についての真相をお届けします。

ネット空間で「きんご」が語られる際、情報の断片化によって生じているいくつかの決定的な誤解を是正しておく必要があります。

第1の誤解は、「きんごきんごは化粧品メーカーが作った単なる商業用の造語である」という俗説です。これは完全な誤りであり、鹿児島で何世代にもわたり受け継がれてきた生粋の薩摩方言です。地域の方言辞書や民俗資料にも「きんごきんご=綺麗で光沢のあるさま」として明確に記録されており、企業がゼロから創出したキャッチコピーではありません。

第2の誤解は、「金吾=裏切り者の官名」というレッテル貼りです。小早川秀秋の関ヶ原における選択があまりに有名であるため、俗流の歴史ファンによって「金吾」という言葉自体に不名誉な印象が付与されるケースが見受けられます。しかし、金吾(執金吾)は本来、唐代において皇帝の信厚い武勇の士にのみ許された最高格の警備職であり、日本の律令貴族にとっても誇り高き官職名でした。一人の武将の政治的去就と言葉自体の格式を混同することは、歴史言語学的に見て明確な事実誤認です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。