なぜ特許を放棄?鈴木章のノーベル賞受賞理由と世界を変えた感動の真相

なぜ特許を放棄?鈴木章のノーベル賞受賞理由と世界を変えた感動の真相

なぜ特許を放棄?鈴木章のノーベル賞受賞理由と世界を変えた感動の真相の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

鈴木章氏は1930年、北海道鵡川村(現・むかわ町)の生まれ。北海道大学理学部を卒業後、同大学大学院で有機化学の研究に没頭しました。転機となったのは、1963年に米国パデュー大学へ留学し、有機ホウ素化学のパイオニアであるハーバート・ブラウン教授(1979年ノーベル化学賞受賞)に師事した経験です。

帰国後、北海道大学工学部の教授として研究室を率い、1979年に助手の宮浦憲夫氏(現・北海道大学名誉教授)とともに歴史的な論文を発表しました。派手な競争を好まず、北の大地でひたむきにフラスコを振り続けた鈴木氏の学術的功績は高く評価され、2010年のノーベル賞受賞と同年に文化勲章を受章しています。

鈴木氏が若者に向けて語った「研究には運も大切だが、準備された心にしか好機は訪れない」「日本のような資源の少ない国は、人の頭脳と基礎科学で世界に貢献しなければならない」という名言は、今も多くの教育現場で引用されています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。