美ヶ原高原のシンボルであり最高峰となるのが、標高2034mを誇る「王ヶ頭(おうがとう)」です。山頂付近にはテレビ各局の電波塔が林立しており、遠方からでも一目でわかる独特のシルエットを形成しています。
一般的な登山における「標高2000m級」といえば、険しい岩肌を登るハードな山岳ルートを想像しがちです。しかし美ヶ原は、約600ヘクタールにも及ぶ広大な溶岩台地がほぼ平坦に広がっているのが大きな特徴。車やバスで標高約1900m〜2000m付近まで一気にアプローチできるため、「日本で最も気軽に標高2000mのパノラマを体感できる高原」として圧倒的な人気を集めています。
王ヶ頭の山頂からは、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰、そして富士山まで、日本を代表する名峰群を360度の大パノラマで見渡すことが可能です。視界を遮るものが何もない天空の特等席は、まさに息をのむ美しさです。