幽☆遊☆白書屈指の名エピソードである暗黒武術会決勝戦。浦飯幽助と対峙した戸愚呂弟は、真の力を引き出すために幽助を限界まで追い詰めます。そして繰り出されたのが、肉体の限界を完全に超えた「100%中の100%」の姿でした。
霊丸とフルパワーの妖気が激突した死闘の末、幽助渾身の一撃を受け止めた戸愚呂弟は静かに崩れ落ちます。直接的な死因は幽助の霊丸による肉体破壊だけでなく、100%以上の出力を出し続けたことで妖怪としての肉体が負荷に耐えきれず自壊したことにありました。
かつて愛した幻海を自らの手で葬り(のちに幻海は蘇生)、自らを倒してくれる「真の強者」として幽助を育て上げた弟。彼の真の目的は、自らを打ち倒してくれる存在に出会い、救われることでした。冥獄界へ向かう道中で再会した幻海に対し、サングラスを外して「世話ばかりかけちまったな」と感謝を告げる別れのシーンは、作品屈指の感涙ポイントとして語り継がれています。