テレビメディアがスキャンダラスに彼を消費した一方で、ABEMAをはじめとする新しいWebメディアや独立系の映像制作チームは、彼の「真の姿」を追い続けてきた。雪山に挑み、誰も滑ったことのない危険なラインを攻め立てる映像作品は、世界の映像賞を総なめにした。
彼にとってスノーボードは単なるオリンピックの種目ではなく、自身の存在証明であり生き様そのものだった。スポーツドキュメンタリーやリアルなノンフィクションコンテンツを通じて届けられる彼の映像は、型にハマることを拒む世界中の若者たちの心を掴んで放さない。批判の嵐をくぐり抜けた先にあったのは、ストリート文化の真髄を証明し続ける孤高の表現者の姿だった。