真皮層まで落ち込んだメラニンや、長年の摩擦・アトピーによって重症化した茶クマは、セルフケアだけでの完治は困難です。この段階では、医療機器を用いた目の周りの色素沈着に対する皮膚科治療が最も確実な選択肢となります。
現在、目元の色素沈着治療の主流はピコトーニング(ピコ秒レーザー)です。従来のナノ秒レーザー(QスイッチYAGレーザー)に比べ、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い照射時間で衝撃波(光音響作用)によりメラニンを粉砕するため、皮膚周辺組織への熱ダメージが極めて少なく、炎症後色素沈着のリスクを最小限に抑えながら目元のくすみを均一に薄くすることが可能です。
気になる目元の色素沈着レーザー費用の相場は、ピコトーニングの場合、全顔または目元周辺で1回あたり15,000円〜35,000円前後、通常は2〜4週間おきに5〜10回程度の施術が推奨されます(総額目安:8万〜25万円程度)。また、レーザーと並行して、メラニン生成を抑えるトラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンEの内服薬セット(月額3,000円〜5,000円程度)を併用することが治療成功のスタンダードとなっています。