Q1:痛みがひどいときは、患部を冷やすべきですか?温めるべきですか?
A1:痛みの時期によって対応が分かれます。痛みが急激に強くなった発症直後の1〜2日は、神経の周囲に炎症が起きているため保冷剤や湿布で冷やすのが安全です。一方、数日以上経過した慢性的な痛みやしびれは血流障害が関与しているため、入浴やカイロなどで温めて筋肉の緊張をほぐすほうが症状緩和につながります。
Q2:座り仕事中にできる、坐骨神経痛を悪化させない工夫はありますか?
A2:骨盤の後傾を防ぐことが最重要です。椅子に深く腰掛け、骨盤をしっかり立てて背骨のS字カーブを保ちましょう。お尻にかかる圧力を分散する体圧分散ゲルクッションの活用も有効です。また、どんなに良い姿勢であっても30分〜1時間に一度は立ち上がり、軽く腰を伸ばして血流を滞らせない工夫を取り入れてください。
Q3:何科を受診すべきですか?整骨院や整体院との違いは?
A3:まずは「整形外科」を受診してください。坐骨神経痛の背景には骨の変形や椎間板の破綻だけでなく、稀に腫瘍や血管疾患が潜んでいる場合があります。MRIやレントゲンによる確定診断は医師しか行えません。正確な原因を医療機関で特定したうえで、医師の同意や指導のもと、リハビリや補助的な施術として整骨院などを活用するのが安全な順序です。