カットが完璧でも、朝のスタイリングでトップを立ち上げすぎてしまっては意味がありません。輪郭を補正するスタイリングの成否は、ドライヤーを使ったベース作りの段階で8割が決まります。
ドライ時の基本は、トップの根元を上から手で軽く抑えながら乾かすことです。余分な立ち上がりを抑える一方で、サイドのハチ下(耳の上あたり)には下から風を当て、ふんわりと空気を含ませるように乾かします。
スタイリング剤は、マット系ワックスやナチュラルバームなど、重すぎず自然な動きを出せるアイテムが扱いやすいです。手のひら全体によく伸ばし、後頭部からサイド、最後に前髪の順で馴染ませます。サイドの毛束を指先で横に引き出してひし形の角を作り、前髪は毛先だけを整えて額の透け感をコントロールすれば、朝のわずかな時間で完璧な黄金比フォルムが完成します。