Q1:なぜ「京扇子」なのに滋賀県高島市で作られているのですか?産地偽装には当たらないのですか?
A1:産地偽装には一切当たりません。京扇子は古くから高度な完全分業制を採用しており、骨作り・紙漉き・折加工・絵付け・仕上げなど各工程の専門産地が連携しています。高島市安曇川町は良質な真竹の産地であり水運にも恵まれていたため、江戸時代から骨作りの専業地域として京都の扇文化を公認で支えてきました。
Q2:高島扇骨を使った扇子はどこで購入できますか?一般人でも骨だけ購入可能ですか?
A2:京都の有名扇子専門店(宮脇賣扇庵、白竹堂など)の高級ラインをはじめ、滋賀県高島市の「道の駅 藤樹の里あどがわ」や現地の工芸品店、オンラインショップで購入できます。なお、一般向けに「扇骨単体」で販売されるケースは稀ですが、クラフト愛好家向けの手作りキットやワークショップ用として現地直売所で一部取り扱われることがあります。
Q3:海外製の安価な扇子と高島扇骨の扇子は、どこで見分けられますか?
A3:最大の判別点は「畳んだときの収まり」と「竹の肌理(きめ)」です。高島扇骨は0.1ミリ単位で手作業で削られ親骨の矯めが効いているため、閉じた際に骨同士が寸分の隙間もなく綺麗に重なり合います。また、ささくれが一切なく、竹の繊維が滑らかで手になじむのが特徴です。
Q4:工房の見学や職人技の体験ツアーは個人でも参加できますか?
A4:可能です。高島市内の観光案内所や「道の駅 藤樹の里あどがわ」を通じて、扇骨の製造見学や絵付け・扇子組み立て体験ツアーが案内されています。職人の作業場は個人工房が多いため、見学には事前予約が必要な場合がほとんどです。訪問前に高島市観光協会の公式窓口へ問い合わせることを推奨します。