北中米3カ国に跨る2026年ワールドカップ日程は、2026年6月11日にメキシコシティの歴史的名門「エスタディオ・アステカ」での開幕戦で火蓋が切られます。決勝戦は7月19日、アメリカ・ニュージャージー州の「メットライフ・スタジアム」で開催されることがFIFAより正式発表されています。全39日間にわたる過密日程の中で、参加48チームが12グループに分かれて戦うグループステージから、新設されたラウンド32を含む決勝トーナメントまで、息をもつかせぬ攻防が続きます。
日本のファンが最も警戒すべきは、広大な北中米大陸特有の時差問題です。開催地は東部時間(EDT:日本より13時間遅れ)、中部時間(CDT:14時間遅れ)、山岳部時間(MDT:15時間遅れ)、太平洋時間(PDT:16時間遅れ)の4つのタイムゾーンに分散しています。現地での夕方から夜にかけてのプライムタイムのキックオフは、キックオフ時間 日本時間に換算すると「早朝4時」「午前7時」「午前10時」「昼12時(または13時)」という、平日の出勤や通学時間帯に完全に重なるレイアウトとなります。
大会組織委員会の関係者への取材によると、特に注目度の高い有力国の試合や決勝トーナメントのハイライトカードは、米国のゴールデンタイム(現地20時〜21時)に組まれるケースが多く、これは日本時間では午前9時〜午前10時キックオフに該当します。休日の試合であれば絶好の観戦時間となりますが、平日に重なった場合は業務時間中の情報遮断やタイムシフト視聴の工夫が不可欠となります。