海外のボーカリストたちを最も驚かせたのは、フロントマン藤原聡の規格外の歌声だ。地声からファルセットへ滑らかに移行するミックスボイスの精度、そしてソウルフルでありながら透明感を失わない声質に、多くのプロが息を呑んだ。
「この高音域をブレずに歌い切るスタミナはどうなっているんだ?」
ブラックミュージックやゴスペルのエッセンスを巧みにJ-POPのフォーマットへ落とし込んだサウンドメイクは、音楽通の耳をも唸らせる。転調を繰り返しながらドラマチックに展開するコード進行の美しさは、欧米のポップスとは一線を画す日本独自の構築美として熱烈なリスペクトを集めている。