「二郎特有の張り詰めた空気感が怖い」「独特の呪文のような注文方法が分からない」と躊躇する初心者も少なくありません。しかし、栃木街道店の店主および助手の方々は、直系二郎の中でも屈指の物腰柔らかで丁寧な接客で定評があります。基本的な流れさえ頭に入れておけば、恐れる必要は一切ありません。
並びと食券購入の手順
栃木街道店では、基本的に「外待ち列に接続し、先頭に近づいて店内へ入るタイミングで食券を購入する」という運用が定着しています。以前の運用と異なる場合もあるため、店頭の立て看板や助手の指示に従うのが鉄則です。
自動券売機で希望のメニュー(「ラーメン」など)と、TAROやうずら等のトッピング券を購入します。この際、少食な方や二郎初体験の方は、食券を提示する段階、あるいは助手から「食券を見せてください」「大きさを確認します」と声をかけられた瞬間に、「麺半分で」「麺少なめで」と申告してください。二郎の「小」は一般的な大盛り(茹で前300g前後)を遥かに凌駕するため、見栄を張らずに申告することが完食への第一歩です。
無料トッピング「コール」のタイミングと頼み方
食券を購入後、店内待ち席(背後霊スタイル)を経てカウンター席へ昇格します。水とレンゲは給水機からセルフサービスで用意し、食券を高台に置いて静かに待ちます。
麺が茹で上がり、丼にスープと麺が注がれ、豚と茹で野菜が盛られた最終段階で、店主または助手から「〇番の方、ニンニク入れますか?」(または席位置を指して「ニンニクは?」)と問いかけられます。これが、いわゆるコールの合図です。
回答できる無料トッピングは以下の4要素です。
- ニンニク:刻み生ニンニク。基本は入っていないため、入れたい場合は「ニンニク」または「ニンニクマシ」と告げる。不要な場合は「そのままで」と答える。
- ヤサイ:茹でたモヤシとキャベツ。標準でも山盛りで盛られているため、さらに増やしたい場合のみ「ヤサイ」「ヤサイマシ」と告げる。
- アブラ:味付けされた背脂の塊。甘みとオイリーなパンチを足したい場合に「アブラ」と申告。
- カラメ:味を濃くするための醤油ダレ。卓上にも醤油ボトル(カエシ)が配置されていることが多いため、コールせず後から自己調整することも可能。
初心者に最も推奨されるコールは、「ニンニク少なめ」または「ニンニク」だけを伝えるシンプルな受け答えです。全増しを意味する「全マシ」などは、自分の胃袋の限界を完全に把握してから挑戦すべき領域です。