日中は忙しさで紛れていても、夜ベッドに入って静寂が訪れると急に嫌な記憶がフラッシュバックして眠れなくなるケースは珍しくありません。睡眠中は記憶の整理と固定化が行われるため、就寝直前に嫌なことを反芻したまま眠ることは絶対に避けるべきです。
寝る前のメンタルケアとして最も有効なのは、枕元にメモ帳を置き、気になっているタスクや不安を箇条書きで書き出しておく「ブレインダンプ(脳の棚卸し)」です。「解決策は明日の朝に考える」と脳に明確な許可を出すことで、無意識の検索ループを終了させられます。また、ぬるめのお湯に浸かる、ラベンダーやサンダルウッドなど鎮静効果のあるアロマを取り入れる、4秒吸って7秒止め8秒吐く「4-7-8呼吸法」を行うなど、自律神経を強制的に副交感神経優位に切り替えるアプローチをルーティン化しましょう。