天皇皇后両陛下が主催する園遊会とは?招待基準や名物料理の真実

天皇皇后両陛下が主催する園遊会とは?招待基準や名物料理の真実

天皇皇后両陛下が主催する園遊会とは?招待基準や名物料理の真実とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

広大な芝生が広がる赤坂御苑で振る舞われる料理は、宮内庁大膳課が手掛ける極上の饗宴料理です。中でも出席者の間で語り草となっているのが、名物の「ジンギスカン」と「やきとり」です。

立食形式の会場内には模擬店のようなテントが立ち並び、宮内庁職員によってその場で豪快に焼き上げられます。使われる羊肉は、皇室専用の牧場である栃木県「御料牧場」で丹精込めて育てられた生後1年未満のラム肉。特製タレに漬け込まれた羊肉は臭みが一切なく、一口サイズにカットされて串に刺さっているため、正装を汚さずに片手で上品に食せるよう工夫されています。過去に出席した文化人やアスリートの手記でも「屋外で焼きたての極上肉をいただく驚きと美味しさは格別」と絶賛されています。

また、宴の終わりに手渡されるお土産の和菓子にも深い歴史があります。定番として名高いのは、宮内庁御用達の老舗和菓子店(虎屋など)が調製する菊の御紋章入りのお干菓子や特製どら焼き、あるいは「残月」と呼ばれる伝統菓子です。桐箱や格式高い化粧箱に収められたこれらの銘菓は、市販されていない非売品であり、出席者にとって生涯の記念となる特別な品となっています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。