読者が最も懸念している「連載打ち切り説」について、結論から明示すれば、本作は公式に打ち切られてはいません。連載母体である徳間書店のWEBコミックサイト「月刊COMICリュウ」において作品ページは正規に存続しており、作品のステータスは「休載中(不定期掲載)」として扱われています。
では、なぜこれほど強固に「打ち切り」の噂が定着してしまったのでしょうか。最大の要因は、原作最新刊となる第17巻が2021年6月に発売されて以降、新刊のリリースが数年間にわたって停止している点にあります。出版不況が続く昨今のマンガ業界において、一般的に3年以上新刊が出ない商業作品は「自然消滅」あるいは「密かな連載終了」と見なされがちです。真偽不明のトレンドブログがPV稼ぎのために「打ち切り決定!」と扇情的なタイトルを乱立させた結果、読者の間に誤った認識が定着してしまいました。
実際には、第17巻以降も雑誌(Web)掲載分として単行本約1冊分に迫る原稿がストックされています。出版関係者の証言によると、徳間書店側も看板タイトルである本作を終了させる意図はなく、オカヤド氏の執筆環境が整うのを待つ「無期限の保護姿勢」を取っているのが実態です。