ゲーム選びで最も陥りがちな過ちが、「4人対応と書いてあるから、3人で遊んでも同じように楽しめるだろう」という安易な妥協です。ここには、システム設計上の明確な盲点が存在します。
代表的な例が、ボードゲームや戦略シミュレーションにおける「票決・交渉システムの機能不全」です。4人プレイであれば「2対2」の対立構造や、「3対1」の包囲網が状況に応じて流動的に変化します。しかし、3人ゲームで政治的要素や直接攻撃を取り入れると、「2人が小競り合いをしている間に、何もしなかった残りの1人が漁夫の利で勝つ」、あるいは「初手で目をつけられた1人が残る2人に叩き潰されてゲームから完全脱落する」という極端な展開に陥りがちです。
また、近年の無料オンラインゲームにおける「進行度格差」も軽視できません。基本プレイ無料のタイトルは手軽に始められる反面、ログイン頻度や課金状況によってキャラクターの強化段階に大きなズレが生じます。久しぶりに集まった週末、1人だけクエストの参加条件を満たしておらず、残りの2人が待たされるという悲劇は後を絶ちません。
3人で集まる際は、「欠員が出た4人プレイ」として作品を選ぶのではなく、後述する3人協力マルチプレイゲームのように「3つの歯車が噛み合って初めて機能する構造」を持ったタイトルを選ぶことが、失敗を避ける絶対の鉄則です。