おっぱいとは?意外な語源の歴史と乳房との違い・科学的真実を徹底解明

おっぱいとは?意外な語源の歴史と乳房との違い・科学的真実を徹底解明

おっぱいとは?意外な語源の歴史と乳房との違い・科学的真実を徹底解明について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

思春期における胸の発達メカニズムから授乳期における母乳生成に至るまで、身体の内部では複数のホルモンが連動しています。日本内分泌学会や日本産科婦人科学会の公表資料によると、乳房の成熟には主に2つの卵巣ホルモンが主導権を握っています。

第1が女性ホルモンの働きの中核をなす「エストロゲン(卵胞ホルモン)」です。第二次性徴期に入ると分泌が活性化し、乳管の伸長と周囲への脂肪沈着を促します。第2が排卵後に分泌が高まる「プロゲステロン(黄体ホルモン)」で、乳腺葉(母乳を作る小部屋)の発達を促進し、腺組織の成熟を完成へと導きます。

一方、出産後に母乳が出る仕組みは、脳の視床下部および下垂体から分泌されるホルモンによって精密に制御されています。

出産によって胎盤が体外へ排出されると、血中のエストロゲンとプロゲステロン濃度が急落します。これを合図に下垂体前葉から「プロラクチン」が大量に分泌され、乳腺細胞内で血液中の水分やアミノ酸、糖分を取り込んで母乳の生合成が始まります。さらに、乳児が乳首を吸う刺激が感覚神経を通じて視床下部に届くと、下垂体後葉から「オキシトシン」が放出され、乳腺を取り巻く筋上皮細胞を収縮させて母乳を勢いよく押し出す「射乳反射(オキシトシン反射)」が引き起こされます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。