2つの調味料の個性を理解すると、いつもの家庭料理が劇的にランクアップします。特に効果を実感しやすいのが、家庭の定番である麺料理と煮込み料理です。
蒸し麺を使った焼きそばを作る際、粉末ソースだけでなく焼きそばにオイスターソースを代用・ブレンドする手法はプロの厨房でも広く用いられています。通常のソース焼きそばにオイスターソースを小さじ1杯加えるだけで、屋台で食べるような濃厚な風味と麺のツヤが生まれます。最初からオイスターソース、醤油、酒、ごま油を同量ずつ合わせて炒めれば、本格的な「上海風焼きそば」に早変わりします。
また、中華料理の隠し味としての使い方にとどまらず、洋食への応用も秀逸です。カレーやビーフシチュー、ハンバーグのタネにオイスターソースを小さじ半分加えると、煮込み時間を短縮しても長時間煮込んだような深みが出ます。逆に、カレーの仕上げにウスターソースを一回しすれば、香辛料の香りが引き立ち、すっきりとした辛口のキレを演出できます。