実際に近年の新米保護者1,000人を対象に行った意識調査によると、もらって最も嬉しかった出産祝いの第1位は「現金・商品券」(全体の約68%)という結果が出ている。理由の多くは「紙おむつや粉ミルクなど日常の消耗品購入に直接充てられる」「育児休業中の収入減少期に本当に助かった」という実利的なものだ。
2位のカタログギフト、3位のベビー服を大きく引き離すこの結果は、理想論だけでは立ち行かないリアルな子育ての切実さを物語っている。「相手の気持ちは嬉しいが、使えない品物よりも即戦力になる資金がほしい」という本音は、決して冷情なものではなく、生活を守るための切実な智慧なのだ。