特撮やエキセントリックな役柄で評価を固める一方、普遍的な人間ドラマにおいても確かな演技力を発揮している。NHKの朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』への出演は、彼女のキャリアにおいて静かな、しかし決定的な深みをもたらした。ふるさと沖縄を舞台にした物語の中で、登場人物たちの感情の機微を瑞々しく演じ切り、お茶の間の共感を呼んだ。
派手なアクションや突飛なセリフに頼ることなく、佇まいや視線の揺らぎだけでキャラクターの背景を表現する力。NHKの厳格なキャスティング基準においても、その信頼性は高く評価されている。特撮ヒロインとしての華やかさと、朝ドラで魅せた人間味あふれる抒情性。この真逆のベクトルを同居させられる柔軟性こそ、彼女が引く手あまたである理由だ。