上小田井駅の時刻表を読み解くうえで最も重要なのは、この駅が「名古屋市交通局と名古屋鉄道の共同使用駅(名鉄管轄)」であり、南行き(名古屋中心部方面)が完全に2つの系統へ分岐している点です。
南行きのダイヤは、大きく分けて以下の2系統で構成されています。
- 地下鉄鶴舞線(赤池・豊田市方面):丸の内・伏見・上前津などを通り、名鉄豊田線へ直通する系統。平日の日中は毎時約8本(約7分30秒間隔)が確保され、朝ラッシュ時には上小田井駅始発列車と犬山方面からの直通列車が交互に発車します。
- 名鉄犬山線(名鉄名古屋・金山・中部国際空港方面):名鉄名古屋駅へダイレクトに向かう系統。急行・準急・普通が運行され、急行を利用すれば名鉄名古屋駅まで最速約7〜10分で到達します。
運行管理センターの公開資料や現場ダイヤを分析すると、平日朝7時台から8時台にかけての鶴舞線直通便は、犬山・岩倉方面から流入する通勤客で満員状態となる傾向が見られます。一方で、上小田井駅発の当駅始発(鶴舞線)を狙えば、朝のピーク時でも座って伏見・丸の内方面へ通勤できるという明確な運行パターンの違いが存在します。