ネット上の就活・転職情報には、一部で誤解を招くノウハウが散見されます。現場の実情と乖離した盲点を正しく把握しておきましょう。
誤解1:面接で手渡しする際も、封筒にのり付けして渡すべき?
これは完全な誤解です。手渡しの目的は「面接官がその場ですぐ書類を取り出し、内容を確認しながら面接を進めること」にあります。のりで封印されていると、面接官はペーパーナイフを探すなど余計な手間を強いられます。手渡し時は封をせず、フラップを軽く折った状態で持参し、鞄から取り出して封筒の上にクリアファイルごと書類を重ねて差し出すのが最善の配慮です。
誤解2:履歴書は市販の二つ折り封筒(長形3号)で三つ折りにして送っても良い?
新卒・転職を問わず、現代の選考基準では「折らない封筒(角形2号)」が標準です。三つ折りにされた履歴書は折り目が膨らみ、採用管理の電子スキャナーを通す際やファイル保管時に物理的な障害となります。「書類を折らずに届ける」こと自体が、相手への敬意と効率化への配慮と受け取られます。
誤解3:手渡しなら封筒の表面には何も書かなくて良い?
手渡しの場合、表面の宛名書きは不要ですが、裏面の「提出日・自身の住所・氏名」および表面左下の「履歴書在中(赤字)」は必須です。面接会場で他の応募者の書類と混ざった際に、誰の書類であるかを即座に判別できるようにするためのリスクヘッジとなります。