出勤前や外出前の限られた時間で確実な顔のむくみへの即効性を得るには、やみくもに顔を擦るのではなく、リンパ液が最終的に静脈へと戻る「排水口」を先に開通させる正しいアプローチが不可欠です。正しいリンパマッサージのやり方を身につければ、短時間でも驚くほどのフェイスラインの小顔効果を実感できます。
摩擦による肌トラブルを防ぐため、必ず乳液やオイル、ジェルを塗布した状態で行ってください。
- ステップ1:鎖骨と首の詰まりを解放(30秒)
左の鎖骨の窪みに右手の指先を添え、外側から内側へ軽くさすります。続いて首筋の太い筋肉(胸鎖乳突筋)を上から下へ優しく流します。ここが最終的なリンパの合流点となるため、最初のアプローチが全体の成否を分けます。 - ステップ2:顎下から耳下腺へのドレナージュ(60秒)
人差し指と中指で顎先を挟み、フェイスラインに沿って耳の下(耳下腺リンパ節)まで引き上げます。耳下まできたら、首筋を通って鎖骨へと流し落とします。左右各5〜6回行います。 - ステップ3:頬と目元の滞留を流す(60秒)
小鼻の脇に指の腹を当て、頬骨の下を通って耳の前へと流します。目元は皮膚が非常に薄いため、眉頭の下から眉尻、こめかみへと極めてソフトなタッチで撫でるように流します。 - ステップ4:効果的なツボ押しで仕上げ(30秒)
親指や中指の腹を使い、心地よい刺激を感じる程度の力加減で顔のむくみに効くツボを3秒ずつ指圧します。
特に覚えておきたい主要なツボは以下の3点です。
- 翳風(えいふう):耳たぶの後ろにある骨の窪み。耳周りの血流とリンパの流れを促進。
- 頬車(きょうしゃ):エラが張る部分で、奥歯を噛み締めたときに筋肉が盛り上がる場所。フェイスラインの引き締めに直結。
- 四白(しはく):瞳の中央の真下、小鼻の横の高さにある窪み。目元の重みや頬の血行不良にアプローチ。