昨年の大会で被害に遭った20代女性は、SNSで「琵琶湖花火大会の有料席ペアチケット」を購入しようとした時の恐怖を振り返る。「DMでやり取りし、相手は身分証明書だという運転免許証の画像まで送ってきました。信じ切ってPayPayで1万5000円分を送り、連絡を待つと…わずか10秒後にブロックされ、投稿もアカウントも消えていました」。
相手が提示する「身分証明書」や「購入履歴のスクリーンショット」の多くは、ネット上で拾った他人の画像や画像編集ソフトで偽造された代物だ。安心材料として提示される情報こそ、実は周到に用意された罠なのである。