道の駅くりもと紅小町の郷を徹底解剖!幻の芋と絶品ランチの真価

道の駅くりもと紅小町の郷を徹底解剖!幻の芋と絶品ランチの真価

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道の駅くりもとが他のロードサイド施設と決定的に異なるのは、特定の農産物に特化した明確なアイデンティティを有している点です。その象徴である紅小町 さつまいも 特徴を紐解くと、昭和の食卓を支えた懐かしくも気品のある味わいに行き当たります。

紅小町は、鮮やかな紅色と美しい紡錘形、そして繊維が極めて細かく上品な甘みと粉質(ホクホク感)を兼ね備えた品種です。しかし、土壌の選定が難しいうえに肌の亀裂が入りやすく、収量が安定しないことから、平成以降は栽培が容易で甘みが強い新品種へと全国的に切り替わっていきました。香取市栗源(くりもと)地区の生産者たちは、この伝統の味を絶やさぬよう土作りから技術を継承し、現在では「幻のさつまいも」として全国の愛好家から熱烈な支持を集めています。

施設内の「道の駅くりもと 直売所 野菜」コーナーでは、毎朝近隣の契約農家から届けられる泥付きの紅小町はもちろん、大根、白菜、ネギ、トマトといった旬の新鮮野菜が驚くほどの廉価で並びます。都心のスーパーと比較して2〜3割ほど安価でありながら、収穫から数時間しか経過していない圧倒的な鮮度が、開店直後からカゴいっぱいに買い込むリピーターを生み出す原動力となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。