鬼滅の刃・伊之助の素顔はなぜ美形?被り物の理由と母・琴葉の真実

鬼滅の刃・伊之助の素顔はなぜ美形?被り物の理由と母・琴葉の真実

鬼滅の刃・伊之助の素顔はなぜ美形?被り物の理由と母・琴葉の真実について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

伊之助の類まれなる美貌は、実の母親である嘴平琴葉(ことは)から受け継がれた血統によるものです。無限城編において、上弦の弐・童磨(どうま)との死闘の中で明かされたこの事実は、物語の中でも最も胸を締め付ける人間ドラマの一つとして知られています。

琴葉は、夫や姑から日常的に凄惨な家庭内暴力を受けていた若き母親でした。耐えかねた彼女は、まだ赤ん坊だった伊之助を抱えて裸足で逃走し、童磨が教祖を務める「万世極楽教」の寺院に保護されます。童磨自身が「頭は良くなかったけれど、顔が本当に綺麗でね。気に入っていたから寿命が尽きるまで側に置いておくつもりだった」と回想した通り、琴葉の美しさは冷酷非情な鬼の目を引くほど際立っていました。

しかし、童磨が信者を喰らう鬼である現場を目撃してしまったことで事態は急変。琴葉は我が子を守るため必死に山中へ逃走しますが、崖に追い詰められます。自らの生存を完全に諦めた彼女は、「伊之助、ごめんね……どうか生きて」と涙を流しながら、赤ん坊の伊之助を断崖絶壁から下の川へと投げ落としました。その後、琴葉は童磨によって喰い殺されるという最期を遂げます。

川を流れて奇跡的に生き延びた伊之助は、記憶こそ失っていたものの、母が命がけで繋いだ命を野生の中で育んでいました。童磨戦で母の真実を知った伊之助が放った「俺には母親がいた!! お前なんかに奪われた母がいたんだ!!」という魂の叫びは、母から受け継いだその美しい顔に激しい憤怒を宿らせ、ファンに深い感動を与えました。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。