視聴者や審査員が違和感を覚えた発端は、序盤の16番ゼッケンを付けた参加者の試技でした。本番中、16番のプレイヤーが玉を引き上げた際、玉は一度大皿のフチに触れたものの、安定して静止することなく皿から弾け飛んで落下していました。
生放送特有のスピード感とカメラワークの切り替えにより、現場の進行役や直後の参加者はミスに気付かず、そのまま次の17番へとリレーが継続されてしまったのが紅白けん玉16番の失敗の経緯です。しかし、放送直後からSNS上ではスロー再生動画が瞬く間に拡散され、「16番が落としているのではないか」との指摘が殺到しました。
ギネスワールドレコーズの規定は極めて厳格であり、「全員が連続して静止状態で技を成功させること」が絶対条件です。公式認定員チームはバックヤードで紅白けん玉の判定審議映像を高精度スローで徹底的に再確認。その結果、16番の落球が明白であると判定され、ステージ上での発表を覆す「記録取り消し」という極めてシビアな決断が下されました。