歴史を遡れば、そのルーツは天保5年(1834年)にまで行き着く。佐賀藩第10代藩主の鍋島直正が設立した医学館「好生館」こそが、この病院の起源だ。天然痘ワクチンの導入や西洋医学の積極的な導入など、当時から日本最先端の医学改革を推し進めた精神は、現在の地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館にも脈々と受け継がれている。
2013年に佐賀県佐賀市嘉瀬町の新天地へと移転新築された現キャンパスは、免震構造を備えた近代的な要塞だ。かつての城下町に根付いた先進気風は、今や最新の医療機器群と高度な医療技術へと姿を変え、佐賀平野の真ん中で稼働し続けている。