駅構内や大型商業施設を中心に、スカート逆さ撮りによる逮捕事例は後を絶ちません。典型的なケースとして挙げられるのが、ターミナル駅の上りエスカレーターで直後に立ち、スマホを逆さに持って被害者の足元へ差し入れた瞬間に、警戒中の鉄道警察隊や周囲の利用客に取り押さえられるパターンです。
「画面を見ていただけ」「落としそうになって持ち直しただけ」と容疑を否認する被疑者も少なくありませんが、警察の捜査技術は高度化しています。押収された端末はデジタルフォレンジックによって徹底的に解析され、撮影データのメタ情報(タイムスタンプやジャイロセンサーの傾きログ、削除された一時キャッシュなど)から不正撮影が科学的に証明されます。
さらに、施設内に設置された高画質防犯カメラの映像リレー捜査により、犯行前の追尾行動や不審な手の動きが克明に記録されているため、言い逃れは極めて困難です。初犯であっても悪質性が高いと判断されれば略式起訴による罰金刑や正式裁判による有罪判決が下され、前科学歴が残る重大な結果を招きます。