かつては「とうもろこしは茹でてから冷凍するのが基本」とされてきましたが、最新のフードサイエンスと調理現場では「生のまま冷凍保存」が主流の選択肢として高く評価されています。下茹での過程でお湯に溶け出してしまう水溶性ビタミンや糖分を、丸ごと閉じ込めることができるからです。
生のまま冷凍する手順は極めてシンプルです。皮とヒゲをすべて綺麗に取り除き、表面の汚れを拭き取ったら、1本ずつ空気が入らないようピッチリとラップで包みます。その後、ジッパー付き冷凍保存袋に入れてアルミトレイの上に置き、急速冷凍させます。
驚くべきはその手軽な解凍プロセスです。凍った状態の生とうもろこしをラップに包んだまま、電子レンジ(600W)で1本あたり約5分〜6分加熱するだけで完了します。加熱直後は非常に熱くなっているため、ラップに包んだまま2〜3分蒸らすことで、ふっくらとジューシーな粒に仕上がります。鍋にお湯を沸かす手間も省け、驚くほどの甘さを堪能できます。