テレビ局を社籍から離れ、フリーランスへ転身するアナウンサーの増加も、この問題のあり方を変化させている。SNSを自身のブランディングやビジネスの主軸に据えるにあたり、写真集の出版やグラビアへの挑戦、フィットネスウェア姿の発信など、自ら「見せ方」をコントロールする動きが目立つ。
自らの意志で魅力を発信するセルフプロデュースと、他者から一方的に向けられる不躾な視線との間には、明確な線引きが存在する。だが、受け手側の解釈によってその境界線は容易に曖昧となり、「本人が露出しているのだから性的視線を向けても良い」という論理にすり替えられる危うさを孕んでいる。