では、具体的にどのように買い目を構築すべきか。プロの馬券師たちが実践しているのが「強弱をつけた変則フォーメーション」である。対象5レースのうち、最も能力差が歴然としている1〜2レースを「1頭固定(単騎指名)」または「2頭推奨」に指定する。ここで点数を劇的に節約するのだ。
そして節約して浮いたリソースを、ハンデ戦や短距離戦など展開ひとつで着順が激変する難解なレースへ集中的に配分する。荒れるレースには4〜5頭の伏兵を手広く配置し、堅いレースは極限まで絞り込む。均等に総当たりする全通り買いとは対照的に、勝負どころに傾斜をつけた網を張ることで、的中時の回収率を跳ね上げることが可能になる。