TOEIC L&Rテストのテスト開発元であるEducational Testing Service(ETS)は、Part 5の語彙・文法問題において、この二つの動詞の区別を好んで出題する。TOEIC公式問題集を分析すると、空欄の後ろに名詞(目的語)があるかないかを見極めるだけで、瞬時に正解を導き出せるケースが非常に多い。
例えば、以下の文を見てほしい。
“The company plans to _ prices next month.”
空欄の後ろには「prices(価格)」という目的語が存在する。したがって、ここに入るのは他動詞である「raise」が正解となる。「rise」を入れてしまうと文法的に破綻するのだ。逆に、以下のような文はどうだろうか。
“Gas prices are expected to _ sharply.”
この場合、空欄の後ろには「sharply(急激に)」という副詞しか存在せず、目的語がない。よって、自動詞の「rise」を選択するのが正解だ。問題文の構造を冷徹に見極める視点さえあれば、試験本番で迷う時間はゼロになる。