東京23区内に存在する民間火葬場の大半を傘下に収めているのが、広済堂ホールディングス傘下の東京博善株式会社である。桐ヶ谷斎場もその基幹施設の一つとして運営されており、民間企業ならではの洗練されたオペレーションと設備更新が随時進められている。
一方で、市場寡占に伴う火葬料金や式場使用料の改定は、葬祭業界内外で常に注目の的となってきた。燃料コストの変動や施設維持費の上昇を背景に、従来の相場観では測れない価格体系が定着しつつある。都市部での葬送を計画する遺族は、提示された金額の背景にある資本構造やサービス水準のリアルな内情を正確に読み解くリテラシーが求められている。