総延長463.3キロメートルにおよぶ関東最大の路線網を誇る東武鉄道株式会社。その歴史を語る上で欠かせないのが、「鉄道王」と称された初代・根津嘉一郎の存在だ。明治から昭和にかけて、単なる移動手段にとどまらず、沿線の地域開発や観光資源の開拓を一体となって進めた彼の経営哲学は、今なお同社のDNAとして受け継がれている。
そして現代、激変する社会構造の中で舵を取るのが都筑豊社長だ。都筑豊氏の指揮のもと、同社は大手鉄道事業者としての社会的責任を果たしながら、次世代型の移動サービスの構築へ踏み出している。インバウンド需要の急速なリカバリーや沿線の再開発、脱炭素社会に向けた環境配慮型車両の導入など、伝統と革新が交差する現場には常に新しい情熱が息づいている。