名画の殿堂から最新現代アートへ!岡山を巡る美の決定版ガイド

名画の殿堂から最新現代アートへ!岡山を巡る美の決定版ガイド

名画の殿堂から最新現代アートへ!岡山を巡る美の決定版ガイドの全貌を詳しく解説してご紹介します。

岡山カルチャーゾーンの中核を担う岡山県立美術館は、郷土ゆかりの美術を体系的に網羅する知の殿堂だ。水墨画の巨星・雪舟や、剣豪でありながら卓越した筆遣いを見せた宮本武蔵の真筆など、中世から近世にかけての国宝・重要文化財クラスの優品が静かに鑑賞者を迎える。

とりわけ見逃せないのが、千年の歴史を誇る伝統工芸・備前焼の常設展示だ。釉薬を一切使わず、炎と灰の偶然の作用によって生み出される「窯変」の美学。古備前の力強い肌合いから、人間国宝たちが極めた現代の洗練された造形美までを一望できる。絵画と陶芸が織りなす重層的な歴史の厚みに浸るひとときは、知的な快感そのものだ。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。