香川県高等学校野球連盟が主管する夏の全国高等学校野球選手権香川大会は、すべての球児にとって集大成となる舞台だ。過酷な暑さと連戦のプレッシャーが重なる中、春の選抜高等学校野球大会出場を逃して悔し涙を飲んだチームほど、この夏にかける執念は凄まじい。
大会の勝敗を大きく分けるのは、中盤の5回から7回にかけての攻防だ。香川県高等学校野球連盟による徹底したクーリングタイム導入や球数制限のルール管理が進む中、監督陣の采配スピードが試される。代打の投入タイミング、送りバントを排して強攻策に出る勇気、そして守備位置のミリ単位のシフト。一瞬の判断ミスがスコアボードの数字を大きく動かす。