たま解散後も、石川の音楽的探求の手が止まることはなかった。ロケット・マツ率いる大所帯のアコースティック・オーケストラ「パスカルズ」への参加は、彼のキャリアにおける大きな柱の一つとなっている。チェロやバイオリン、トイピアノなどが交錯する優しくもノスタルジックな合奏の中で、彼の打楽器と独特の存在感は唯一無二のアクセントとして機能し続けている。
海外ツアーでも高い評価を獲得したパスカルズにおいて、言葉の壁を超えて観客を笑顔にする石川のパフォーマンスは国境を超えた。さらに、ソロ活動や多彩なミュージシャンとの即興セッション、さらには執筆活動やサボテンコレクターとしての顔など、彼のカルチャー精神は年々深まりを見せている。