フィナーレを飾る黄金色の「金柳」が夜空を埋め尽くし、最後の重低音が腹に響き渡ると同時に、最大の試練が訪れる。数十万人が一斉に動き出す帰路の混雑だ。
JR大津駅および京阪膳所駅の周辺は、打ち上げ終了直後から警察官や警備員による厳重な入場規制が敷かれた。改札口にたどり着くまでに1時間以上を要するケースも珍しくない。「フィナーレの10分前に撤収を開始するか、あえて終電近くまで湖畔の飲食店で余韻を楽しむか。どちらか極端な戦略を取らないと必ずハマる」と地元の常連客は助言する。混雑ピークをいかに避けるかが、この感動を最高の思い出のまま持ち帰るための絶対条件だ。