2011年の秋、日本中がそのニュースに驚嘆した。大学球界のメガスターとして大きな注目を集め、読売ジャイアンツに入団したばかりの期待の新星・澤村拓一。一方、日本テレビ放送網のアナウンサーとして『NEWS ZERO』やプロ野球中継『Dramatic Game 1844』で圧倒的な人気を誇っていた森麻季。まさに球界と放送界の「ビッグカップル」誕生であり、交際発覚からゴールインまでのスピード感も相まって、メディアは連日この話題を大きく取り上げた。
しかし、幸せな新婚生活は長くは続かなかった。結婚からわずか1年4ヶ月後の2013年春、ふたりは電撃離婚を発表する。あまりにも早すぎる決別に対し、ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交った。プロ野球選手の過酷な遠征日程と、日テレのアナウンサーとして深夜番組や早朝番組をこなす不規則な生活リズム。互いに第一線でキャリアを追求するがゆえの時間のすれ違いが、静かに、しかし確実にふたりの間に溝を作っていったのだ。