ヘアアレンジ初心者がつまずきやすい最大のポイントは、ベース作りを省いていきなり結んでしまう点にあります。プロの現場では、アレンジの完成度の8割は「下準備」で決まると言われています。
美しいシルエットをキープするための3大原則を押さえておきましょう。
1. スタイリング剤の事前塗布
何もつけていない素髪は摩擦が起きず、毛束を引き出した瞬間にボサボサと崩れてしまいます。重めのヘアオイルまたは柔らかいヘアバームを500円玉大手のひらに伸ばし、毛先から中間、表面へと均一に揉み込んでおくことが必須条件です。
2. ハーフアップの分け取りライン
ハーフアップを作る際、耳のすぐ上から一直線に取ると毛量が多すぎて結び目が肥大化します。「こめかみから斜め後ろ下がり(V字)」に指を入れて毛束を取ることで、トップの毛流れが自然に集まり、頭の形が綺麗な卵型に見えます。
3. ゴムの選定と結び加減
一般的な太いヘアゴムは結び目が目立ち、回転させたときに髪を強く引っ張りすぎて痛みの原因になります。必ずシリコン製の細ゴム(ブラックまたは髪色に合わせたブラウン)を使用し、根元から2〜3cmほど適度に余裕を持たせて結ぶのが、綺麗に通すための鉄則です。