高脂血症薬は一生やめられない?副作用の真実と薬の種類・中止の条件

高脂血症薬は一生やめられない?副作用の真実と薬の種類・中止の条件

高脂血症薬は一生やめられない?副作用の真実と薬の種類・中止の条件とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:食事制限と運動を徹底すれば、薬を飲まなくてもコレステロールは下がりますか?
A1:食事や運動によるLDLコレステロールの低下効果は、一般的に10〜15%程度が限界とされています。体内のコレステロールの約7〜8割は肝臓で合成されているため、もともとの数値が著しく高い場合(LDL 180mg/dL以上など)や遺伝的素因が強い場合は、生活習慣の改善だけで目標値まで到達させることは困難であり、薬物療法の併用が不可欠です。

Q2:高脂血症薬を飲み忘れた場合はどうすればよいですか?
A2:気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回分を飛ばし、次回の決まった時間に服用します。決して2回分を一度にまとめて飲んではいけません。スタチン系薬剤は体内での作用持続時間が長いため、1回飲み忘れたからといって直ちに血管事故が起きるわけではありません。焦らず通常のサイクルに戻すことが大切です。

Q3:健康食品やサプリメント(紅麹、DHA/EPAなど)と併用しても大丈夫ですか?
A3:自己判断での併用は推奨されません。サプリメントに含まれる成分が処方薬と重複して過剰摂取になったり、肝臓での代謝過程で薬の血中濃度を変化させたりするリスクがあります。特に機能性表示食品などを利用したい場合は、必ずお薬手帳を持参の上、主治医や薬剤師に相談してください。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。