2020年1月、大物カップルとして知られた東出昌大と杏の結婚生活を打ち砕いた不倫報道は、日本全国に凄まじいショックを与えた。映画での共演をきっかけに始まった関係は、当時まだ若手女優として台頭しつつあった唐田えりかにとって、決定的なターニングポイントとなってしまう。連日連夜にわたりテレビのワイドショーや週刊誌が過剰なまでに二人を追及し、SNS上では人格否定に及ぶ苛烈な言葉が飛び交った。
当時、CMの降板やドラマの出演見合わせ、所属事務所による謝罪コメントの発表など、対応は破滅的なスピードで進んだ。社会的制裁は瞬く間に完了し、彼女の存在そのものが芸能界から抹消されたかのような空白の時間が流れることになる。スポットライトの当たる華やかな世界から一転、暗闇の中に放り出された彼女が払った代償は、計り知れないほど甚大だった。