サイフォンの原理は、特別な実験室がなくても家庭にある身近な道具で簡単に再現できる。子供から大人まで知的好奇心を刺激する、シンプルな実験手順を整理した。
【準備するもの】
・高低差を作れる2つの容器(コップやバケツ)
・透明なビニールチューブ(1メートル程度)
・水(食紅などで色をつけると観察しやすい)
【実験手順】
1. 水を入れた容器をテーブルなどの高い場所に置き、空の容器を床などの低い場所に置く。
2. ビニールチューブ全体を水で満たし、両端を指で押さえて気泡が入らないように保持する。
3. チューブの一端を高所の容器の水中に沈め、もう一端を低所の空容器の中へ向ける。
4. 両端の指を同時に離す。
指を離した瞬間、水は高所の容器からチューブを駆け上がり、最高地点を乗り越えて低い容器へと勢いよく流れ落ちていく。途中で空気が入ると負圧が切れて流動が停止するため、水が連続した一筋のラインを保つ重要性が実感できるはずだ。